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エクストリームプログラミングを読んだ

エクストリームプログラミング

エクストリームプログラミング

エクストリームプログラミングを読んだ。 価値・原則・プラクティスの部分のメモ。

価値

価値はプラクティスに目的をもたらしてくれる。 XP(エクストリームプログラミング)では以下の5つの価値を採用している。

  • コミュニケーション
  • シンプリシティ
  • フィードバック
  • 勇気
  • リスペクト

必要な価値はこれだけではないので、他の価値を選択しても構わない。 チームの振る舞いをチームの価値に合わせることが重要。

価値は抽象的で、価値の下でどんなことでもできてしまうので、 本当に大切なものを見極めることが重要であると思った。

原則

価値に調和したプラクティスを探すという指針である。 人間性、経済性、相互利益など本には他にもたくさん書いてあった。 プラクティスを深く理解したり、新しいプラクティスを作る時に使える。

「コードを書く前にテストを書く」のようなプラクティスは明確なものだが、 それが自分の文脈の中で、価値にあったものかどうかは原則が教えてくれる。

プラクティス

プラクティスはチームが日常的に行なうものだけど、 XPで言われているところの価値によって目的を与えなければ意味の無いものになってしまう。 ペアプログラミングのプラクティスが「チェックボックスにチェックを入れる」行為であれば意味のないものになってしまう。 チームは原則によって、価値に調和したプラクティスを選択していく必要がある。

所感

プログラミング技法、明確なコミュニケーション、チームワークを利用して、 継続的に改善をおこなっていくソフトウェア開発のスタイルについて書かれていた。

仕事で、チームでコードを書くエンジニアにオススメの本だと思います。 ビジネスのためになる優れたコードを書くためには、優れた技術力と良好な人間関係が必要。 後半ではテストや設計についても書かれていて、トヨタ生産方式などの話なども出てきます。