mo-fu note

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2015年に毎月実施したふりかえり会について

ふりかえり会とは何か?

毎月、前月の自分の活動を振り返ってテキストにまとめ、 まとめたものを各自持ち寄り、内容を要約して参加者に話しフィードバックをもらう会です。

過去の自分の活動をふりかえり、他者にそれを共有しフィードバックをもらい 未来(翌月)のアクションに繋げられるようにお互いを支援する会とも言えるかもしれません。

現在は部署やチーム関係なく集まって実施しています。

なぜふりかえり会をやるのか?

個人のふりかえりだけでは発見できない気づきを、他者との対話の中から見つけ、 次のアクションに活かすことで、個人の成長に繋がると考えています。

例えば「〇〇をおこなったけど上手くいかなかった。初めに失敗して迷惑をかけてしまった。」 という振り返りを個人でおこない、反省してそのままで終わってしまうと、 暗い気持ちになって、1つの側面から振り返りをして終わってしまうことがあり、 未来に繋げる形でふりかえりが出来ないことがあります。

しかし、ふりかえり会に参加することで、 他の参加者から「〇〇をおこなったことで上手くいかなかった面もあるかもしれないけど、 やり遂げたことで、結果的にここは良くなったよね」と違う側面からふりかえりに対して意見をもらうことで、 良かった点(または改善点)にも気づくことができて、楽しく前向きに次の挑戦ができるようになれば良いなと考えています。

ガイドライン

今後参加者が増えてきた時にスケールアウト出来るように、 また、初めて参加する人が何をやっているかすぐ理解できるように、簡単なガイドラインを作っています。

継続して実施していく中で少しずつアップデートしていきたいと思います。

グランドルール

  • 毎月実施、基本的に月のはじめに前月を振り返る
  • 複数人で行なう
  • 1人だけで振り返るのではなく他者との会話を通してふりかえりを行なう
  • 振り返り会の前に個人で振り返りをして、文章として残しておきましょう
  • 各月ごとにファイルを作成しておく 2015-10.md のような感じで
  • HRTに基づいたコミュニケーション
  • 謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、信頼(Trust)
  • http://blog.qiita.com/post/74997115585/increments-dev-team-culture

振り返りに書く内容

基本的に1ヶ月前のことをまとめます、以下のような内容を書きます。

  • 業務で行ったこと
  • 個人サービスの開発
  • ライブラリの開発、OSSへの貢献
  • 読んだ本・論文
  • 参加・発表した勉強会
  • 今月を振り返っての所感
  • 来月はどんなアクションをとっていくか
  • 趣味の話など

書き終わったら、GitHub上でPR(Pull Request)を作成して、 ふりかえり会の参加者に対してコメント欄で @hiboma @kurotaky 1月のふりかえりをします! のように 参加者にメンションを送って下さい。

GitHub上での活動についてはFurikを使うと過去1ヶ月分のissueやPRを取得できるので、 こちらを活用するのが良いでしょう。Furikについての説明はこの記事を読んでみてください。

振り返り会の流れ

会議室などに集まり、一人一人振り返りをしていきます。グループに分かれて複数人で実施します。 1グループあたりの参加人数は3~5人くらいが良いかもしれません。

  1. 5分で自身のふりかえり内容を参加者に発表する
  2. 10分位で意見交換をする
  3. 質問したり、ふりかえりの見方を変えてみたり、相手のPRにコメントつけたり
  4. 発表した人が次の人を指名して、1と2を行なう

ふりかえり会が終わったら

  • ふりかえり会で得られた気づきを自身のPRへ反映させる
  • 他者のPRへコメントする
    • もっと詳しく聞きたい
    • 良いですね
    • 僕はこうやっています
    • これがオススメです
    • などなど
  • 前向きな気持ちで今月を迎えられそうか確認してみる
    • よーし今月もがんばるぞ!という気持ちになれているか?

これからも継続的に実施し、活動報告をまとめたり、ガイドラインをアップデートしていきたいと思います。

それでは、今月も楽しく開発していきましょう!:)