5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 を読んだ
読んだ本
5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人 ドイツに27年住んでわかった 定時に帰る仕事術 (SB新書)
- 作者: 熊谷徹
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: 新書
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メモ
- ドイツ旅行をきっかけに読んでみた
- ドイツの年平均労働時間は日本よりかなり少ないけど、労働生産性は日本を上回っている
- ドイツでは法律で労働時間に制限をかけている
- 1日10時間以上は禁止、6か月の平均労働時間は8時間以下にしないといけない
- 例外を除き、日曜日・祝日は休み
- 空港・ガソリンスタンドなどを除く
- 年次有給休暇は最低24日以上
- 企業と労働者が労働契約書に調印することが義務付けられているドイツ、日本はドイツほど契約社会になっていない
- 日本は性善説が基盤、ドイツは性悪説
- 残業よりも早い帰宅を評価
- ドイツの仕事は個人ではなく会社につく
- 属人主義の排除
- 課題の見える化やタスク管理をしっかりやっている
- 契約がしっかりしている前提があるので管理者も部下も会社もちゃんとやるんだと思う
- 働くことはあくまで手段、健康第一。健康的で幸せな生活をおくるという、労働の本来の目的を見失っていない
- ドイツ語には頑張るという単語はない
「 Jeder hat seine Leistungsgrenze . Ich habe m eineerreicht. (誰にも 、できることの限界がある 。私はこの限界に達したのだ ) 」 。
失敗してもくよくよすることはない。他人のミスに対しても寛容になれる。
- メメント・モリ
- 自分がいつか死ぬことを忘れるな
文化の違いだからと片付けるのではなく、ドイツから学べることは沢山あるので取り入れられるところは取り入れていきたい。
日本だと性善説が前提なので、ドイツのやり方をそのままコピーしてもうまくいかないと思うが、仕事の色々な場面でドイツ人だったらどう意思決定するか? みたいな思考実験からはじめつつ、労働の本質を見失わずに、生産性を高めていきたい。