Team Geekを読んだ
2014年1月に購入して、過去に何回か読んだけど。改めて7年ぶりに最初から最後まで読んだらとても良かったので記録に残しておく。
この本に書かれている内容では、多分HRTの話が1番有名だと思う。チームメンバーと上手くやるためのソーシャルスキル、それがHRTだ。
HRTについては会社の研修で少し話したことがあった。
ペパボの新卒研修で利用した資料を公開します - ペパボテックブログ
HRTは自分とチームメンバーだけでなく、例えばプロダクト開発をしているなら、そのプロダクトのユーザーにも応用できる考え方である。人間は難しい、他人とうまくやるためのソーシャルスキルを身につけよう。
第6章の「ユーザーも人間」にいろいろ書いてあるが、今改めて読み直すと、SREだったりCREの話が書かれていて、ユーザーの生活を豊かにすることを忘れてはいけないと書いてある。ダウンロード数ではなく、ユーザーの利用について計測しようとか、アプリケーションの速度は重要であり、それが最終的にユーザーの人生まで繋がる話になる。この本はエンジニアリングと人間について考えるにはとても良い本だと思います。
この本の最初に、ミッションステートメントが書かれている。
本書の目的は、プログラマがソフトウェア開発を効果的かつ効率的にするために、他人の理解・コミュニケーション・コラボレーションの能力を向上させることである。
人間は難しい、みんなと仲良くするのは難しいということを受け止めて、Team Geekを読んでみましょう。HRTを忘れずに、自分・チーム・組織・ユーザーとより良いコラボレーションを創り出していきたいですね!